スミスマシンに片側20kgずつ載せたら、記録は40kg、それともバー込みでしょうか。バーの数値は機種や資料で異なります。使う機器の仕様を確認したうえで、何を含む数字として記録するかをそろえると、次回の比較で迷いにくくなります。
スミスの重量で迷わない3つの確認
機器を確かめる
型番と仕様欄を確認。不明なら「バー未確認」と残します。
プレートを数える
例:片側20kgずつなら、REPS LOGの入力は合計40kg。
同じ機器で比べる
機器と実施条件をそろえ、各セットの回数と余力を確認します。
仕様の数値は機種間の負荷換算には使えません。REPS LOGのスミス種目は始動抵抗を重量に足しません。
「バー重量」と「始動重量」は、資料の項目名も確認する
スミスマシンは、バーがガイドに沿って動く器具です。カウンターバランスなどの構造がある機種では、バー部品そのものの質量と、利用者が動かすときの始動抵抗を同じ意味には扱えません。まず仕様欄が「バー重量」「Starting Weight」「Starting Resistance」のどれを示しているかを確認します。
Life FitnessのSSMの日本語公式ページは「バー重量9kg」と表記しています。一方、Precorの2026年表記のDPL0802仕様書は、複雑なカウンターバランスを使わない設計を説明し、「Starting Weight」として35lb/16kgを掲載しています。異なるメーカーの項目を、バー部品の実測質量として読み替えないことが大切です。
参考:Life Fitness:スミス・マシン SSM(日本語製品仕様)、Precor:DPL0802 Smith Machine 公式仕様書(2026年表記、2ページ)
メーカー公式の数値例:同じ型番でも資料を照合する
表は左右にスクロールできます。
| 機種と資料 | 資料の項目名・値 | 確認すること |
|---|---|---|
| Life Fitness SSM/日本語製品ページ | バー重量:9kg | ブランド名だけでなく製品コードSSMかを確認 |
| Precor DPL0802/2026年表記の仕様書・2ページ目 | Starting Weight:35lb/16kg | 本文は15.9kg、仕様欄は16kgと丸めて表記 |
| Precor DPL0802/ファイル名に2022とある公式カタログ・35ページ | Start Weight:11.3kg(25lb) | 同じ型番でも資料が異なる。設置機器に対応する仕様を確認 |
Precorの2資料は、始動重量に加えて本体寸法・本体重量にも違いがあります。今回確認した資料だけでは、どの設置個体がどちらに該当するかまでは判定できません。新しいページの値でジムの旧機器の記録を一括修正せず、製造番号や対応説明書を施設に確認してください。
35lbの記載から15.9kgと16kgを別機種の値だと解釈する必要はありません。一方、25lbと35lbの違いを単なる端数処理として片づけることもできません。数字だけでなく、資料名・対象機器・単位を一緒に見ます。
参考:Life Fitness:スミス・マシン SSM(日本語製品仕様)、Precor:DPL0802 Smith Machine 公式仕様書(2026年表記、2ページ)、Precor:公式総合カタログ(ファイル名Precor-2022-Catalog-ENG、35ページ)
バーの重さが分からないときの確認手順
- 機器本体の表示で、メーカー・製品コード・バー重量または始動重量の記載を探す。本体総重量や最大積載量と取り違えない。
- 施設のスタッフに設置機器の仕様を確認する。Webで調べる場合も、製品名だけでなく型番・世代・対応する説明書まで照合する。
- 確定しなければ「バー/始動重量未確認」と残す。未確認を0kgと断定せず、プレート重量と機種を分けて記録する。
- 次回も同じ機器に戻れるよう「A店・入口側スミス」のような識別名を決める。判明した仕様は数値の意味と資料を添えてメモする。
片側20kgずつなら、プレート合計は40kg
記録の方式は、プレートだけを数える方式と、確認できたバー/始動重量も含める方式を区別します。どちらの数字か分からない履歴を混ぜないことが重要です。REPS LOGに標準登録されているスミス種目は、前者の「左右合計のプレート重量」です。
表は左右にスクロールできます。
| 残す項目 | 計算・数値 | REPS LOGでの扱い |
|---|---|---|
| プレートだけの左右合計 | 20+20=40kg | 重量入力は40kg |
| 参照したバーの仕様 | 9kg | 機種と一緒にメモ。重量欄へは足さない |
| 9kgを含めた表記の例 | 40+9=49kg | 別方式の表記。標準スミス種目の入力値と混ぜない |
この49kgは足し算による表記例で、身体への実際の負荷を測定した値ではありません。バーだけで行ったセットは、REPS LOGでは追加したプレートがないため入力0kgとなります。これは「抵抗がゼロ」「トレーニングをしていない」という意味ではありません。
過去にバー込みで記録していた場合は、いつから方式を変えたかを残し、以前の記録をそのままプレートのみの記録と比較しないでください。プレートを増やしていないのに、仕様値を足しただけで重量が伸びたように見えることを避けます。
別のスミスに変えた日は、同じ40kgでも分けて比べる
表は左右にスクロールできます。
| 実施回 | 機器/入力方式 | 重量と3セットの回数 | 読み取ること |
|---|---|---|---|
| 1回目 | A店・スミス1/プレート合計 | 40kg:10・9・8回 | 合計27回。Aの比較の起点 |
| 2回目 | B店・スミス2/プレート合計 | 40kg:8・8・7回 | 機器が違う。Aからの筋力低下とは断定しない |
| 3回目 | A店・スミス1/プレート合計 | 40kg:10・10・8回 | 合計28回。1回目とほかの条件も同じなら1回増 |
これは効果を検証した研究結果ではなく、REPS LOGが提案する記録の整理例です。機器のほか、ベンチ角度、グリップ、可動域、種目順、休憩、RIRも確認します。同じ40kgで1回増えても、動作範囲や余力が変わった場合は、その違いも残して判断します。
- 次回はまず、同じ機器・同じ数え方の履歴を選ぶ。別のスミスやフリーのベンチとは分ける。
- 各セットの回数と余力を見る。機器が変わった初回は、その機器での比較の起点を作る。
- 目標回数と余力を踏まえ、同じ重量で確認するかプレートを調整するかを決める。バー重量の訂正だけを増量実績にしない。
REPS LOGでは、機種を保存してからプレート重量を記録する
- メニューからスミス種目を選ぶ。当日に追加する場合は「種目を追加」で「スミス・ベンチプレス」などを選ぶ。
- 最初のセットを記録する前に「実施条件を記録」を開く。「ジム・マシン識別」に「A店・スミス1/SSM」のように入力する。仕様が不明なら「バー未確認」と併記しておく。
- 「シート・パッド位置」「グリップ・アタッチメント」「可動域・フォーム条件」を必要に応じて入力し、「実施条件を保存」を押す。次回にも使う条件はメニュー編集で設定する。
- 重量欄には左右合計のプレート重量、回数欄には実際の回数を入力する。必要なら「強度・セット詳細」でRIRを残し、「このセットを記録」を押す。
- 途中で別の機器に移ったら、記録済み種目の条件を上書きせず「種目を追加」で別条件として残す。次回は同じ識別名・同じ入力方式の前回と比較する。
実施条件の文字も比較に使うため、同じ機器の呼び方はそろえます。REPS LOGはバー重量の自動取得、スミスからフリーへの換算、未知の機器の負荷推定をしません。記事のガイドメモは確認事項の保存に使えますが、種目の重量や実施条件を自動設定するものではありません。
よくある質問
スミスマシンのバーは20kgで計算してよいですか?
一律20kgにはできません。公式資料にはSSMのバー重量9kg、DPL0802の始動重量35lb/16kgなどの記載例があります。設置機器の表示・型番・対応する説明書を確認します。
本文の説明・根拠を確認する →バーの重さが分からなくても記録できますか?
プレート重量と機器の識別名を残し、バー/始動重量は未確認と記載します。未確認をゼロと断定しません。REPS LOGのスミス種目は左右合計のプレート重量のみを入力する方式です。
本文の説明・根拠を確認する →プレートなしのスミス種目は0kgで入力しますか?
REPS LOGの標準スミス種目では、載せたプレートがないため重量欄は0kgです。バーや始動抵抗を含まない入力規則なので、実際の抵抗がゼロという意味ではありません。
本文の説明・根拠を確認する →参考資料と編集方針
研究の対象者・条件・期間と、本文の適用範囲を確認してください。抄録のみを確認した資料は下記に明示しています。図解の数値は説明用の例で、研究参加者や利用者の実績ではありません。
- Life Fitness:スミス・マシン SSM(日本語製品仕様)
製品ページの仕様欄を確認。製品コードSSM、バー重量9kg。メーカーの項目名のまま紹介し、他機種や設置個体の数値には一般化しません。トレーニング効果の宣伝表現は根拠に使用していません。
参照日: - Precor:DPL0802 Smith Machine 公式仕様書(2026年表記、2ページ)
PDF全文を確認。2ページ目の説明は35lb/15.9kg、仕様欄はSmith Bar Assembly(unloaded)35lb/16kg。カウンターバランス不要の設計説明も確認。設置個体の適合や筋肥大の効果を検証した研究ではありません。
参照日: - Precor:公式総合カタログ(ファイル名Precor-2022-Catalog-ENG、35ページ)
PDFの該当35ページを確認。DPL0802のStart Weightは11.3kg(25lb)。2026年表記の仕様書とは寸法・本体重量も異なります。同じ型番だけで設置個体の世代や対応値を断定できない例として使用。
参照日:
作成:REPS LOG(個人運営)。AI補助で作成し、専門家の監修は受けていません。資料の確認範囲は上の注記に示しています。制作・確認の手順と訂正方針をご覧ください。
