重量だけでは残せない、いつもの1台、シート位置、セットの余力。REPS LOGでは機器の違いと実施条件をそろえながら、RIR・左右・テンポまで記録できます。ここでは、上級者向けの項目を次回の比較に使う方法を紹介します。
機器を選び、重量の数え方をそろえる
「メニュー」の種目カタログでは、222種目を器具・部位・メーカーで絞り込めます。プレートロード、ウェイトスタック、ケーブル、スミスなどをピクトグラムで区別し、種目名の横の情報ボタンから記録方法を確認できます。
Hammer Strengthのアイソラテラル D.Y.ロウ、ハイロウ、インクラインプレスなど12種目に 더해、Cybex(Eagle NX・VR1)、Matrix(Ultra)、Icarian、Technogym(Pure Strength・Selection)、Life Fitness(Insignia)、Precor(Resolute)の主要シリーズを収録しています。機種名・型番はHammer Strengthの製品カタログのほか、各メーカーの製品ページ・取扱説明書・仕様表を参照し、情報ボタンからメーカーの製品情報へ移動できます。実際の器具に合う重量刻みは、メニューで変更してください。
表は左右にスクロールできます。
| 表示する重量単位 | REPS LOGで入力する値 | 比較で気をつけること |
|---|---|---|
| 片側のプレート重量 | 片側のアームに付けたプレートだけの合計。片側20 kgを2枚なら40 kg | マシンの初動負荷を足さない。回数も片側で数える |
| プレートの合計重量 | 左右などに付けたプレートの合計 | スレッド・マシン本体・バーの重量を足さない |
| スタックの表示重量 | ピンで選んだ表示kg | プーリー比率の換算はしない。機種が違う値を同じ負荷とみなさない |
| アシスト重量 | マシンで選んだ補助kg | 通常の重量ボリューム・増量候補から除外する |
| 片手の重量 | ダンベル1個の重量 | 左右の合計と混ぜない |
これはREPS LOG内で一貫して比較するための記録ルールです。機器の実効負荷を算出する機能ではありません。単位はkg固定で、lb表示の器具はkgへ換算して入力します。すでに別の数え方で残している記録は書き換えず、新しい種目として分けると比較条件を保てます。
いつもの実施条件を、次回にも残す
メニュー編集の「目標RIR・実施条件」から、ジム・マシン識別、シート・パッド位置、グリップ・アタッチメント、可動域・フォーム条件を保存できます。例えば「Aジム/DY1」「シート3」「逆手」のように、自分が再現できる表記にそろえます。
記録を開始すると条件がその回へコピーされます。開始後の「実施条件」の変更は、その回だけに適用されます。1セットでも完了すると条件は固定され、別条件は種目を追加して記録します。前回参照と履歴のグループは機器・重量単位・実施条件で分かれます。
目標RIRと、実際のRIRを分ける
RIR(Repetitions in Reserve)は、セット終了時にあと何回できたかを見積もる考え方です。参考:Helmsら(2016)のRIRに基づく強度評価の解説。
REPS LOGでは、メニューに「目標RIR」、各セットの「強度・セット詳細」に実際のRIRを残せます。選択肢は0〜4回・5回以上・未記録です。例えば目標2回でも、終えて余力がなければ実績は0回にします。主観的な記録なので、同じフォームの基準で振り返ってください。目標値は自分で設定します。
RIRを残したセットが目標RIRを下回る場合や0回の場合、増量候補は出しません。未記録を0回として扱うこともありません。詳しい条件は候補の仕組みで確認できます。
セットの役割・左右・テンポも記録する
- セットの役割:通常、トップ、バックオフ、ドロップ、レストポーズを選べます。ドロップは重量を変えた段階ごと、レストポーズは小休止で分けた区間ごとに行を追加します。
- 実施した側:左右で重量や回数が違う場合は、左・右を別の行に残します。
- テンポ:アプリでは「下ろす・下で止める・上げる・上で止める」の4区間を秒で残します。「3-1-1-0」のように入力し、素早く動かす区間はXにできます。
- セットメモ:ストラップの使用やフォームの変化など、数値だけではわからないことを300文字まで残せます。
これらは任意項目で、入力欄を開かず重量・回数だけでも記録できます。通常以外の役割、左右、テンポを指定したセットには、一律の増量候補を表示しません。前回の詳細を見て、その回の実績を入力してください。
履歴と部位別セット数を読み取る
履歴では実施条件、目標RIR、各セットのRIR・役割・左右・テンポ・メモを確認できます。記録を開いて鉛筆ボタンを押すと、実績と詳細を修正できます。
「部位ごとの積み重ね」は、今日を含む直近7日間に開始し、終了した記録の完了本セットを数えます。ウォームアップと未実施は含みません。複合部位は登録の先頭部位に計上し、左右やドロップの各行も1セットです。推奨セット数や筋肉への刺激量を示す集計ではありません。
重量ボリュームは入力kg×回数の合計です。片手・片側を2倍にせず、アシスト重量を除外します。最高重量のグラフは機器・実施条件で分かれますが、同じ条件内のセットの役割や左右はまとめた要約です。細かな比較は各セットの記録で確認してください。
追加した詳細も端末保存とJSONバックアップの対象です。機種変更の前には、設定からバックアップを残してください。